地元イギリスのバレージとダートが初戦を突破 [WTAイーストボーン]

写真はハリエット・ダート(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー国際」(WTA500/イギリス・イーストボーン/6月26日~7月1日/賞金総額78万637ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦でハリエット・ダート(イギリス)がジャン・シューアイ(中国)を7-5 6-7(5) 6-1で倒し、ワイルドカード(主催者推薦枠)の期待に応えた。

 競り合いながらも第1セットを落としたジャンは第2セット3-5から巻き返してタイブレークの末にセットオールに追いつき第3セット第1ゲームをブレークしたが、そこからダートが最後の6ゲームを連取して2時間22分で勝利を決めた。

 ダートは次のラウンドで、ともに前週にタイトルを獲得した第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)とエレナ・オスタペンコ(ラトビア)の勝者と対戦する。

 クビトバがベルリン(WTA500/グラスコート)でツアー31勝目を挙げ、オスタペンコはバーミンガム(WTA250/グラスコート)で今季初優勝を飾った。このふたりは昨年の大会で決勝を戦い、クビトバが6-3 6-2で勝っている。

 この日プレーしたダート以外の地元イギリス勢はジョディー・バレージ(イギリス)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のチャンスを生かし、予選勝者のローレン・デービス(アメリカ)に4-6 6-4 6-3で逆転勝利をおさめて初戦を突破した。

 そのほかの試合では第9シードのダリア・カサキナ(ロシア)、マディソン・キーズ(アメリカ)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、予選勝者のアナ・ボグダン(ルーマニア)とカミラ・オソリオ(コロンビア)が2回戦に駒を進めた。

 また今大会に第1シードで出場予定だったウインブルドン優勝者のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)はウイルス性疾患のため欠場となり、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第10シードに繰り上がってルバキナと入れ替わった。

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写真◎Getty Images

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