シニアコバが右手首の負傷から復帰後3大会目でタイトルを獲得 [バート ホンブルク・オープン]

写真はシングルスでツアー4勝目を挙げたカテリーナ・シニアコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA250/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月25日~7月1日/賞金総額25万9303ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)がルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-2 7-6(5)で下して優勝を飾った。

 雨による開始の遅れや中断があったにもかかわらす、シニアコバは出だしから試合の主導権を握った。相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したシニアコバは第2セット5-2から13ポイントを連取されて5-5に追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークをしっかりものにして1時間36分で勝利を決めた。

 ダブルス世界ランク1位で27歳のシニアコバがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは昨年9月のポルトロシュ以来でキャリア4度目だが、グラスコートでは初となる。3月にマイアミの1回戦で右手首を痛めて途中棄権を余儀なくされたシニアコバはフレンチ・オープンで復帰したが、今大会までシングルスでは1勝もできていなかった。

 同日には引き続きダブルス決勝が行われたが、リジヤ・マロザワ(ベラルーシ)/イングリッド・ガマラ マルチンス(ブラジル)が穂積絵莉(日本住宅ローン)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)に対して第1セット3-0とリードした時点で雨により順延となった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles