ケニンがガウフを倒す番狂わせに成功「暗くなる前に試合を終えることができて本当にうれしい」 [ウインブルドン]

写真は初戦で第7シードを倒す番狂わせを演じたソフィア・ケニン(アメリカ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、予選を勝ち上がってきたソフィア・ケニン(アメリカ)が同胞で第7シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-4 4-6 6-2で倒す番狂わせを演じた。

 第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したケニンは第2セットを取り返されたが、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間3分で勝利を決めた。

 世界ランクを128位まで落としているケニンだがオーストラリアン・オープンで優勝した2020年には4位まで上り詰めた実力者であり番狂わせとは言えないかもしれないが、それでもガウフの敗退は初日最大のサプライズのひとつだった。

 既に予選で3試合をこなしてコンディションにも慣れた様子のケニンは試合を通して堅実かつアグレッシブなプレーを貫き、対するガウフはマッチポイントでネットにかけたフォアハンドのミスが象徴する通り相手よりミスが早かった。ガウフはウィナーも多く決めたが、アンフォーストエラーの数はケニンよりも15本多い33本だった。

「勝つためには最高のテニスをしなければならないことはわかっていた。不安になったり興奮したりせず、とにかく目の前のポイントに取り組んだわ。明日また戻ってくるのは嫌だったから、暗くなる前に試合を終えることができて本当にうれしい」とケニンは試合後のオンコートインタビューで語った。

 非常に集中していた様子のケニンは勝利が決まった瞬間に感極まった表情を見せたものの笑顔はほとんどなく、ほんの少し微笑んだだけだった。

 昨年までいい思い出を築いてきたウインブルドンのNo.1コートで初の初戦敗退を喫したガウフは、「彼女には失うものが何もなかった。彼女がやる気満々で挑んでくることはわかっていた。今日は自分がいかにプレーするかにかかっていた」と試合後にコメントした。

「敗戦は辛いけど、もっと頑張ろうという気持ちにさせてくれる。今この瞬間はフラストレーションを感じてがっかりしている。一生懸命努力してきたつもりだけど、明らかに十分じゃなかった」

 5月にローマの2回戦でアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)から金星を挙げていたケニンにとって、これは今季2度目の対トップ10勝利となる。ケニンは1月のオークランド2回戦でガウフにストレート負けを喫していたが2020年オーストラリアン・オープン4回戦では勝っており、両者の対戦成績はケニンの2勝1敗となった。

 ケニンは次のラウンドで、予選勝者のストーム・ハンター(オーストラリア)を6-3 6-1で破って勝ち上がったワン・シンユー(中国)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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