シフィオンテクが圧勝で2回戦を突破「将来的にここが自分の大会になる可能性はある」 [ウインブルドン]

写真は2ゲームしか落とさず2回戦を突破したイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-2 6-0で退けベスト32に進出した。

 シフィオンテクはツアーレベルのグラスコート大会ではまだ一度もタイトルを獲得したことがなく、グランドスラム大会で4回戦より先に進んだことがないのはウインブルドンのみとなっている。

 連勝街道を突き進んでいた昨年は3回戦でアリゼ・コルネ(フランス)に驚きの敗戦を喫したシフィオンテクだが、今年はここまでのところそのようなことを想像させる兆しは見られない。彼女は今季38回目のベーグル(6-0)で試合を締めくくり、グラスコートでもクレーコートと遜色ない強さを発揮できることを示して見せた。

「センターコートで初めての試合だったから、本当に集中力を維持したかったの。凄く安定したプレーができて練習の成果がを発揮できてうれしいわ。多くのことを学んできたから、今ではグラスコートにも適応できるようになってきた。確実によくなっていると思っている」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

「毎年経験を積み重ねていると感じている。私はジュニア時代にここでいいプレーをしたことがあるし、将来的にはここが自分の大会になる可能性はあると感じたわ。年々ここでプレーするのが楽になっていくだろうし、本当に自信を感じている。それは素晴らしいことよ」

 2018年にジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つシフィオンテクは次のラウンドで、雨による進行の遅れで延期が決定した第30シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)とディアン・パリー(フランス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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