ルブレフ、ムゼッティ、フルカチュらが2回戦を突破 [ウインブルドン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がアスラン・カラツェフ(ロシア)との同胞対決を6-7(4) 6-3 6-4 7-5で制してベスト32に進出した。試合時間は2時間52分。

 この試合は前日に行われる予定だったが、雨による進行の遅れで延期となっていた。

 ウインブルドンに2年ぶり6度目(2015~16年の予選敗退を含む)の出場となる25歳のルブレフは、前回プレーした2021年のベスト16がこれまでの最高成績。昨年はロシアによるウクライナ侵攻を受けてウインブルドンとイギリスのローンテニス協会(LTA)がイギリスで開催されるグラスコート大会からロシアとベラルーシの選手を除外する決断を下したため、ルブレフは参加できなかった。

 ルブレフは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したダビド・ゴファン(ベルギー)と予選から勝ち上がってきたトーマス・バリオス ベラ(チリ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第14シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、第17シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第23シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、第26シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、カンタン・アリス(フランス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、予選勝者のマクミリアン・マルテレル(ドイツ)が3回戦に駒を進めた。

 第29シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)はワウリンカに3-6 6-4 4-6 2-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

大会4日目|7月6日

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○71カンタン・アリス(フランス)6-3 6-1 6-4 ●69アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)

○89デニス・シャポバロフ(カナダ)[26] 6-3 6-4 7-6(7) ●92グレゴワール・バレール(フランス)

○97アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7] 6-7(4) 6-3 6-4 7-5 ●100アスラン・カラツェフ(ロシア)

○105アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)[23] 6-3 7-6(5) 6-0 ●107J.J.ウルフ(アメリカ)

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○109マクミリアン・マルテレル(ドイツ)[Q] 7-5 7-6(5) 6-4 ●111マイケル・モー(アメリカ)[LL]

○113ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)[14] 6-4 6-3 6-1 ●116ジャウメ・ムナール(スペイン)

○120ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[17] 6-4 6-4 7-6(3) ●117ヤン・ホインスキ(イギリス)[WC]

○124スタン・ワウリンカ(スイス)6-3 4-6 6-4 6-2 ●121トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)[29]

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写真◎Getty Images

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