シングルス1回戦最後の勝者となったズベレフが綿貫陽介と次戦で対決 [ウインブルドン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で第19シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が予選勝者のハイス・ブラウワー(オランダ)を6-4 7-6(4) 7-6(5)で退け、大会4日目にして男女のシングルス1回戦がすべて終了した。試合時間は2時間15分。

 この試合は火曜日に行われる予定だったが、雨により2日遅れでのスタートとなった。

 ウインブルドンに2年ぶり7度目の出場となる26歳のズベレフは、2017年と21年のベスト16がこれまでの最高成績。昨年はラファエル・ナダル(スペイン)に対するフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準決勝で足首を捻るアクシデントに見舞われ、欠場を余儀なくされていた。

 ズベレフは次のラウンドで、マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)を6-7(5) 5-7 7-6(5) 7-6(3) 6-3で破って勝ち上がったラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)の綿貫陽介(フリー)と対戦する。

 そのほかの試合では第15シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第25シードのニコラス・ジャリー(チリ)、第31シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、2021年大会準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、クリストファー・オコネル(オーストラリア)、ジェイソン・クブラー(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

大会4日目|7月6日

男子シングルス1回戦|主な試合結果

○5ジェイソン・クブラー(オーストラリア)6-4 4-6 6-2 3-6 6-3 ●6ユーゴ・アンベール(フランス)

○8ニコラス・ジャリー(チリ)[25] 4-6 6-2 6-4 6-1 ●7マルコ・チェッキナート(イタリア)

○9アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[19] 6-4 7-6(4) 7-6(5) ●10ハイス・ブラウワー(オランダ)[Q]

12綿貫陽介(日本/フリー)[LL] 6-7(5) 5-7 7-6(5) 7-6(3) 6-3 ●11マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)

○13マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)6-7(5) 6-3 7-6(7) 6-3 ●14ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)

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○16アレックス・デミノー(オーストラリア)[15] 6-7(5) 6-3 6-3 7-6(2) ●15キマー・コペヤンス(ベルギー)[Q]

○25アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)[31] 7-6(3) 6-1 6-2 ●26アルトゥール・フィス(フランス)[WC]

○28ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)2-6 7-6(3) 7-6(6) 3-6 6-2 ●27ジャン・ジジェン(中国)

○30ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)6-7(0) 6-3 6-4 6-4 ●29マッテオ・アルナルディ(イタリア)[Q]

○53クリストファー・オコネル(オーストラリア)7-5 6-4 4-6 6-4 ●54ハマド・メジェドビッチ(セルビア)[Q]

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写真◎Getty Images

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