ガルシアがフェルナンデスに辛勝「今頃はシャワーを浴びながら泣いていたかもしれない」 [ウインブルドン]

写真は辛勝で2回戦を突破したカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が2021年USオープン準優勝者のレイラ・フェルナンデス(カナダ)を3-6 6-4 7-6(10-6)で振りきりベスト32に進出した。

 3-2から4ゲームを連取されて第1セットを落としたガルシアは第2セット第3ゲームで初のブレークに成功してセットオールに追いつくと、サービスキープで進んだ第3セットではもつれ込んだ10ポイントタイブレークを制して2時間31分で勝利をもぎ取った。

「自分のリズムを見つけられたとは言えないわ。第3セット7-6で勝った訳だから、今頃はシャワーを浴びながら泣いていたかもしれない。それほど競った試合だったということよ」とガルシアは試合後にコメントした。

「言うまでもなく私はアグレッシブにプレーするから、グラスコートに適した選手に見えるかもしれない。グラスコートでのプレーというのは、1か月間の新しいシーズンが始まるようなものなの。そこまでにどんなにいいプレーをしていたかなんて関係なくなるのよ」

 ガルシアは次のラウンドで、今大会を最後に引退する意向を表明している元世界ランク2位のアネット・コンタベイト(エストニア)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第32シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦する。ガルシアはブーズコバに勝ったことがなくいずれもグラスコートで2敗しており、ウインブルドンでは昨年の4回戦で対決してブーズコバが7-5 6-2で勝っている。

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写真◎Getty Images

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