前年覇者ルバキナがコルネをストレートで退け3回戦へ [ウインブルドン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がアリゼ・コルネ(フランス)を6-2 7-6(2)で振りきりベスト32に進出した。試合時間は1時間48分。

 ウインブルドンに3年連続4度目の出場となる24歳のルバキナは、昨年の大会でグランドスラム初タイトルを獲得。決勝ではオンス・ジャバー(チュニジア)を3-6 6-2 6-2で退け、四大大会で栄冠に輝いた初のカザフスタン人選手となった。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で体調不良により3回戦を棄権したルバキナは前哨戦のイーストボーン(WTA500/グラスコート)をウイルス性疾患のため欠場し、グラスコートで2試合(1勝1敗)しかプレーできないまま今大会を迎えている。

 ルバキナは次のラウンドで、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-0 3-6 6-3で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のケイティ・ブルター(イギリス)と対戦する。

 そのほかの試合では第13シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第22シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、予選勝者のミルラ・アンドレエワ(ロシア)が3回戦に駒を進めた。

 シルステアが第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に4-6 7-6(6) 6-4で競り勝ち、16歳のアンドレエワは6-3 4-0とリードした時点で第10シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が棄権したため勝利が決まり、それぞれシードダウンを演じた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

大会4日目|7月6日

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○81ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[13] 4-6 6-2 6-4 ●83ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)

○85ソラナ・シルステア(ルーマニア)4-6 7-6(6) 6-4 ●88エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[17]

○91ケイティ・ブルター(イギリス)[WC] 6-0 3-6 6-3 ●90ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)

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○96エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[3] 6-2 7-6(2) ●94アリゼ・コルネ(フランス)

○105アナスタシア・ポタポワ(ロシア)[22] 6-3 7-5 ●107カーヤ・ユバン(スロベニア)[Q]

○109ミルラ・アンドレエワ(ロシア)[Q] 6-3 4-0 Ret. ●112バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[10]

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写真◎Getty Images

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