ルバキナが快勝、ジャバーは辛勝でセカンドウィークへ [ウインブルドン]

写真は試合後に握手を交わすエレーナ・ルバキナ(カザフスタン/右)とケイティ・ブルター(イギリス)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケイティ・ブルター(イギリス)を6-1 6-1で退けベスト16に進出した。試合時間は57分。

 ウインブルドンに3年連続4度目の出場となる24歳のルバキナは、昨年の大会でグランドスラム初タイトルを獲得。決勝ではオンス・ジャバー(チュニジア)を3-6 6-2 6-2で退け、四大大会で栄冠に輝いた初のカザフスタン人選手となった。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で体調不良により3回戦を棄権したルバキナは前哨戦のイーストボーン(WTA500/グラスコート)をウイルス性疾患のため欠場し、グラスコートで2試合(1勝1敗)しかプレーできないまま今大会を迎えている。

 ルバキナは次のラウンドで、ソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-2 6-2で破って勝ち上がった第13シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのジャバーが2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)に3-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、第25シードのマディソン・キーズ(アメリカ)がマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-4 6-1で下してそれぞれ16強入りを決めたが、第22シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と予選勝者のミルラ・アンドレエワ(ロシア)との試合は雨によりキャンセルとなった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会6日目|7月8日

女子シングルス3回戦|主な試合結果

○65オンス・ジャバー(チュニジア)[6] 3-6 6-3 6-4 ●70ビアンカ・アンドレスク(カナダ)

○96エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[3] 6-1 6-1 ●91ケイティ・ブルター(イギリス)[WC]

○104マディソン・キーズ(アメリカ)[25] 6-4 6-1 ●98マルタ・コスチュク(ウクライナ)

105アナスタシア・ポタポワ(ロシア)[22] 延期 109ミルラ・アンドレエワ(ロシア)[Q]

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写真◎Getty Images

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