ルバキナが前年にシフィオンテクを倒したコルネを退け3回戦へ「第2セットでは厳しくなった」 [ウインブルドン]

写真は転倒したアリゼ・コルネ(フランス/右)を心配して歩み寄るエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がアリゼ・コルネ(フランス)を6-2 7-6(2)で振りきりベスト32に進出した。

 コルネは昨年の同大会3回戦で連勝街道を突き進んでいた世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)を倒して注目を集めた選手だが、第1セットはルバキナが順調に先取した。しかし第2セットに入るとルバキナのミスが増え始め、コルネが粘り強くプレーした。5-5からのルバキナのサービスゲームでコルネが足を滑らせて腰と膝を痛めるというアクシデントが起きたとき、既にそのゲーム11回のデュースを繰り返しブレークポイントを5度セーブしていた。

 メディカルタイムアウトを経てプレーに戻ったコルネは何とかキープしてタイブレークに持ち込んだが、そのあとはルバキナが危なげなく勝利に向けて突き進んだ。

「元気よくスタートしたけど、第2セットでは厳しくなった。脚があまり動かなくなり、あの(5-5の)長いゲームは大変だった。そんな訳で厳しい試合だったけど、2セットで勝つことができてよかったわ」とルバキナは試合後にコメントした。

 ルバキナは次のラウンドで、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-0 3-6 6-3で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のケイティ・ブルター(イギリス)と対戦する。

「観客が味方じゃないことは理解しているわ。でもいい試合になるよう願っているし、楽しみにしている」とルバキナは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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