国際テニス連盟（ITF）の男子ツアー下部大会「ITF男子サーキットツアー」（ITFワールドテニスツアーM15／タイ・ナコーンシータンマラート／7月3～9日／賞金総額1万5000ドル／ハードコート）の男子ダブルス決勝で、第2シードの市川泰誠（ノア・インドアステージ）／サンタブ・スクスムラーン（タイ）がノーシードから勝ち上がってきたユッタナ・チャロンポン／カシディット・サムレイ（タイ）を6-3 3-6 [10-6]で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間8分。

　スクスムラーンと市川のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ昨年9月の柏（M25／ハードコート）では、4強入りしていた。

　22歳の市川がITFツアーでタイトルを獲得したのは、住澤大輔（フリー）とのペアで臨んだ3月のキャンベラ（M25／クレーコート）以来でキャリア3度目（ダブルスのみ）となる。

　今大会での市川／スクスムラーンは1回戦でチョン・ヨンソク／ソン・ジフン（ともに韓国）を7-5 6-4で、準々決勝でハン・ソンヨン／イ・ジェムン（ともに韓国）を6-2 6-2で、準決勝では第3シードの松田龍樹（フリー）／白石光（SBC メディカルグループ）を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

　シングルスでは第5シードで出場した松田が決勝に進出し、ワイルドカード（主催者推薦枠）を得て参戦したマキシマス・ジョーンズ（タイ）に1-6 4-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○22マキシマス・ジョーンズ（タイ）[WC] 6-1 6-4 ●8松田龍樹（日本／フリー）[5]

男子シングルス準決勝

○8松田龍樹（日本／フリー）[5] 6-2 3-6 6-4 ●10白石光（日本／SBC メディカルグループ）

○22マキシマス・ジョーンズ（タイ）[WC] 6-7(4) 6-4 7-5 ●29カシディット・サムレイ（タイ）

男子シングルス準々決勝

○8松田龍樹（日本／フリー）[5] 6-3 6-1 ●3ソン・ジフン（韓国）[Q]

○10白石光（日本／SBC メディカルグループ）6-2 7-5 ●15ユーリ・ジャバキアン（ウクライナ）[Q]

○22マキシマス・ジョーンズ（タイ）[WC] 6-4 6-7(3) 7-5 ●17関口周一（日本／Team REC）[7]

○29カシディット・サムレイ（タイ）2-1 Ret. ●27S D プラジワル・デーブ（インド）

男子ダブルス決勝

○16市川泰誠／サンタブ・スクスムラーン（ノア・インドアステージ／タイ）[2] 6-3 3-6 [10-6] ●6ユッタナ・チャロンポン／カシディット・サムレイ（タイ）

男子ダブルス準決勝

○6ユッタナ・チャロンポン／カシディット・サムレイ（タイ）7-6(2) 1-6 [10-4] ●4河内一真／徳田廉大（橋本総業ホールディングス／イカイ）

○16市川泰誠／サンタブ・スクスムラーン（ノア・インドアステージ／タイ）[2] 6-3 6-2 ●12松田龍樹／白石光（フリー／SBC メディカルグループ）[3]