ルブレフが難敵ブブリクをフルセットで退け初のベスト8進出 [ウインブルドン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が第23シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を7-5 6-3 6-7(6) 6-7(5) 6-4で倒し、同大会で初のベスト8進出を果たした。試合時間は3時間17分。

 四大大会の戦績を8勝3敗としたルブレは、4つの大会すべてで勝利をおさめた。

 ウインブルドンに2年ぶり6度目(2015~16年の予選敗退を含む)の出場となる25歳のルブレフは、前回プレーした2021年のベスト16がこれまでの最高成績だった。昨年はロシアによるウクライナ侵攻を受けてウインブルドンとイギリスのローンテニス協会(LTA)がイギリスで開催されるグラスコート大会からロシアとベラルーシの選手を除外する決断を下したため、ルブレフは参加できなかった。

 この結果でルブレフは、ブブリクとの対戦成績を4勝2敗とした。今シーズンは2週間前に前哨戦のハレ(ATP500/グラスコート)でタイトルをかけて対決し、ブブリクが6-3 3-6 6-3で勝っていた。

 今大会でのルブレフは1回戦でマックス・パーセル(オーストラリア)を6-3 7-5 6-4で、2回戦でアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-7(4) 6-3 6-4 7-5で、3回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)のダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-7(6) 7-6(5) 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ルブレフは準々決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第17シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles