第2シードの上地結衣は準決勝でグリフィオンにストレート負け [ウインブルドン車いすの部]

写真は上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の車いす女子シングルス準決勝で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)はジェシカ・グリフィオン(オランダ)に3-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間33分。

 試合は雨天により、コート15から屋根を閉じたNo.1コートに移動して行われた。

 ウインブルドンに3年連続10度目の出場となる29歳の上地は昨年の大会で初めて決勝に進出し、ディーダ・デ グロート(オランダ)に4-6 2-6で敗れはしたがシングルス自己最高の準優勝をマーク。ダブルスではダナ・マシューソン(アメリカ)と初めてペアを組み、7度目の栄冠に輝いた。

 今大会での上地は、1回戦で大谷桃子(かんぽ生命保険)との日本人対決を6-1 7-5で制して勝ち上がっていた。

 グリフィオンは決勝で、第1シードのデ グロートとアニーク・ファンクォト(オランダ)の勝者と対戦する。

 上地はクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)とのペアで第1シードとして出場しているダブルスで勝ち残っており、決勝で第2シードのデ グロート/グリフィオンと対決する予定になっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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