第1セットを落としたアルカラスが続く2セットを連取して2度目のグランドスラム制覇に王手 [ウインブルドン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス決勝で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)から1ゲームしか取れずに第1セットを落とした第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が続く2セットを連取し、1-6 7-6(6) 6-1とリードして2度目のグランドスラム制覇に王手をかけた。

 両者の対戦成績は、1勝1敗のイーブン。グランドスラム大会では先月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準決勝で対決し、ジョコビッチが6-3 5-7 6-1 6-1で勝っている。

 昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続く2度目のグランドスラム制覇を目指している20歳のアルカラスは前哨戦のロンドン(ATP500/グラスコート)で今季5勝目を挙げ、世界ナンバーワンに復帰して今大会を迎えている。

 2023年シーズンのジョコビッチはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を制しており、今大会で勝つと四大大会優勝回数で男女を通した最多記録を持つマーガレット・コート(オーストラリア)の「24」に並ぶことができる。

 この試合で勝った選手は、大会後に更新される世界ランクで1位の座に就くことになる。

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写真◎Getty Images

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