スイスの新鋭ストリッカーがフィスとの若手対決を制して今季のATPツアー初勝利 [スイス・オープン]

写真はロスシー・オープンでのドミニク・ストリッカー(スイス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月17~23日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した20歳のドミニク・ストリッカー(スイス)が19歳のアルトゥール・フィス(フランス)に7-6(4) 7-6(4)で競り勝ち若手対決を制した。

 ファーストサーブからのポイントを82%の高確率で取ったストリッカーは僅差で勝利をものにし、自国の大会で2年連続となる初戦突破を決めた。ストリッカーは前週末に終了したウインブルドンで予選を勝ち上がって2回戦に進出したが、ATPツアーではこれが今季の初勝利となる。

 ストリッカーは次のラウンドで、第2シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合ではフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、ペドロ・カチン(アルゼンチン)、予選勝者のファクンド・バグニス(アルゼンチン)が2回戦に駒を進めた。

 第6シードのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)はワウリンカに1-6 1-3とリードされている時点で首のケガを理由に棄権し、初戦で姿を消した。

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写真◎Getty Images

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