カチンがツアー初タイトルを獲得、ダブルスはワウリンカ/ストリッカーが地元優勝 [スイス・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのペドロ・カチン(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月17~23日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、ペドロ・カチン(アルゼンチン)がアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)とのノーシード対決を3-6 6-0 7-5で制してツアー初タイトルを獲得した。

 2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたカチンは相手に1ゲームも与えず第2セットを取り返し、一度ずつブレークし合って迎えた第3セット4-5から最後の3ゲームを連取して勝利をもぎ取った。28歳のカチンはこれに先立ち、ツアーレベルではベスト8が最高成績だった。

「試合の出だしは少し緊張していてミスが出てしまった。この大会で左利きの選手と対戦したのが初めてだったから難しかったけど、何とか踏ん張ったよ。ポジティブでいようと心掛け、アグレッシブにネットに出ていこうとした。決勝でいいプレーをし続けるのは難しいことだけど、勝てて本当にうれしい」とカチンは試合後にコメントした。

 このあとに行われたダブルス決勝では、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスタン・ワウリンカ/ドミニク・ストリッカー(ともにスイス)が第1シードのマルセロ・デモリナー(ブラジル)/マットヴェ・ミドルコープ(オランダ)を7-6(8) 6-2で倒して地元優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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