チリッチが膝のケガから復帰も勝利ならず [クロアチア・オープン]

写真は2022年フレンチ・オープンでのマリン・チリッチ(クロアチア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月24~30日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で元世界ランク3位のマリン・チリッチ(クロアチア)は予選勝者のフラビオ・コボッリ(イタリア)に4-6 3-6で敗れ、復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

 第5ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したコボッリは、第2セットで2度相手のサービスゲームを破って1時間52分で勝利を決めた。1月のプネー(ATP250/ハードコート)で8強入りしたチリッチは準々決勝を膝のケガを理由に棄権したあと戦線を離脱し、この大会が今季2戦目だった。

 コボッリは次のラウンドで、第7シードのマッテオ・アルナルディ(イタリア)と予選を勝ち上がってきたイェスパー・デ ヨング(オランダ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、日本のダニエル太郎(エイブル)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のディノ・プリズミッチ(クロアチア)が2回戦に駒を進めた。

 全仏ジュニア優勝者のプリズミッチは同じくワイルドカードを得て参戦したドゥイェ・アデュコビッチ(クロアチア)を6-1 6-2で下し、3度目の挑戦で記念すべきツアーレベルでの初勝利を挙げた。

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写真◎Getty Images

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