シェルトンを倒してツアーレベルで初の連勝を飾った18歳シャン・ジュンチャンが16強入り [ATPワシントンDC]

写真はシャン・ジュンチャン(中国)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/7月31日~8月6日/賞金総額217万8980ドル/ハードコート)の男子シングル2回戦で、予選から勝ち上がってきた18歳のシャン・ジュンチャン(中国)が第14シードベン・シェルトン(アメリカ)を6-2 3-6 6-3で振りきりベスト16に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シェルトンはこの試合が初戦だった。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したシャンは一進一退の展開となった第2セットを取られたが、第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して1時間42分でツアーレベルでは初となる連勝を決めた。ふたりは前週のアトランタでも1回戦で対決し、シャンが6-4 6-4で勝っていた。

「今は間違いなくとても幸せだ。ベンは簡単に倒せる選手ではないけど、僕は彼に対抗しやすいプレースタイルをしていると思う」とシャンは試合後にコメントした。

「全体的に僕は自信を持ってプレーできている。とても我慢強くプレーできているし、どのポイントでもファイトしているよ」

 シャンは次のラウンドで、アスラン・カラツェフ(ロシア)を7-6(5) 7-6(5)で破って勝ち上がった第2シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。

 この日は2回戦があと4試合行われ、第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、エミル・ルースブオリ(フィンランド)、アレクサンダー・シェフチェンコ(ロシア)、マイケル・モー(アメリカ)が16強入りを決めた。

 ルースブオリが第10シードの西岡良仁(ミキハウス)に6-7(5) 6-4 6-2で逆転勝利をおさめ、シェフチェンコが第8シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を5-7 7-6(4) 6-4で倒し、モーは第4シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-3 6-7(4) 7-6(4)で競り勝ちそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではブランドン・ナカシマ(アメリカ)、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)、タナシ・コキナキス(オーストラリア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)の島袋将(有沢製作所)、予選勝者のザカリー・スバイダ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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