2021年大会チャンピオンのノリーが初戦で敗れる番狂わせ [ミフェル・オープン]

写真はキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ミフェル・テニス・オープン」(ATP250/メキシコ・ロス カボス/7月31日~8月5日/賞金総額94万6975ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が世界ランク129位のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)に7-5 6-7(7) 4-6で敗れる番狂わせが起きた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ノリーはこの試合が初戦だった。2021年の同大会でツアー初タイトルを獲得した27歳のノリーは昨年も決勝に進出し、ダニール・メドベージェフ(ロシア)に敗れはしたが準優勝を飾っていた。

 5-4から3ゲームを連取されて第1セット落としたコバチェビッチはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に取り返し、第3セット5-5で迎えた5度目のブレークチャンスを初めてものにすると続くサービング・フォー・ザ・マッチでピンチをひとつ凌いだあと2度目のマッチポイントでノリーのフォアハンドがアウトとなって2時間57分の激闘に終止符が打たれた。

 世界ラ13位のノリーは、コバチェビッチがこれまでに勝った最上位の選手となる。コバチェビッチは次のラウンドで、ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を6-2 6-2で破って勝ち上がった第7シードのドミニク・コプファー(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第3シードのトミー・ポール(アメリカ)、第4シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)、第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第6シードのニコラス・ジャリー(チリ)、第8シードのイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)のシード勢6人が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではチチパスがジャリーと、ポールがデミノーと、チョリッチはイバシカと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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