5つのマッチポイントを凌いだティームがケガから復帰後初のツアー決勝進出「恐らく人生でプレーしたもっとも長い3セットマッチだった」 [ジェネラリ・オープン]
ATPツアー公式戦「ジェネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・チロル州キッツビューエル/7月31日~8月5日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)が5つのマッチポイントを凌いだ末に第5シードのラスロ・ジェレ(セルビア)に6-7(3) 7-5 7-6(8)で競り勝ち4年ぶりの優勝に王手をかけた。
恐れ知らないかのようなバックハンドのウィナーで母国のファンを熱狂させたティームは直面した12回のブレークポイント(第3セット5-6からの3つを含む)をすべてセーブし、3試合連続の逆転勝利でツアーレベルでは2020年ATPファイナルス以来となる決勝進出を決めた。彼は第3セットのタイブレーク5-6と6-7のピンチを凌ぎ、2度目のマッチポイントをものにして3時間30分の死闘を締めくくった。
「うまく言えるかまだわからないけど、恐らく子供時代も含めて僕が人生でプレーしたもっとも長い3セットマッチだった。こんなに長い3セットマッチを戦ったことはないと思う」とティームは試合後のオンコートインタビューで語った。
「非常に厳しく激しい試合だった。すべてのセット、すべてのゲームが本当に競っていた。序盤からかなりの接戦になると覚悟したよ。最初の3~4ゲームで20~25分くらいかかったからね。またも会場は素晴らしい雰囲気だった。手首のケガ以来初の決勝だから、今日はとても特別だ。それが母国オーストリアで達成できたのだから、これ以上うれしいことはない」
2020年USオープン以来のツアー18勝目を目指すティームは決勝で、第1シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)との同胞対決を7-6(5) 3-6 6-4で制して勝ち上がったセバスチャン・バエス(アルゼンチン)と対戦する。
写真◎Getty Images
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