三井駿介がテネシー大学のチームメイトと組んだダブルスでタイトルを獲得、中川直樹はシングルス準優勝 [M25ディケーター]

写真はイメージ(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ウルスラ・ベック・プロテニス・クラシック」(ITFワールドテニスツアーM25/アメリカ・イリノイ州ディケーター/7月31日~8月6日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第2シードのパトリック・ハーパー(オーストラリア)/三井駿介(アクトスポーツクラブ)が第1シードのジェイコブ・ブルム/エゼキエル・クラーク(ともにアメリカ)を7-6(2) 6-4で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間31分。

 テネシー大学のチームメイトでもある三井とハーパーのコンビは、今季3度目のITFツアー参戦。3週連続でペアを組み、過去2週はいずれも準々決勝で敗れていた。

 21歳の三井がITFツアーでタイトルを獲得したのは、ジョン・マクナリー(アメリカ)とのペアで臨んだ昨年11月のイサカ(M15/ハードコート)以来でキャリア3度目となる。

 今大会でのハーパー/三井は1回戦でジョナ・ブラスウェル/ミカ・ブラスウェル(ともにアメリカ)を3-6 6-3 [10-8]で、準々決勝でトーマス・ブラウン(アメリカ)/三好健太(日本)を6-3 5-7 [10-7]で、準決勝ではケシャブ・チョプラ(アメリカ)/アンドレイ・ドゥアルテ(コロンビア)を7-5 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスでは第1シードの中川直樹(橋本総業ホールディングス)が決勝に進出し、キャッシュ・ハンズリック(アメリカ)に6-4 1-6 4-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、JEはジュニア・イグザンプト(ITFジュニアランキング上位選手への特別制度)

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○21キャッシュ・ハンズリック(アメリカ)4-6 6-1 6-4 ●1中川直樹(日本/橋本総業ホールディングス)[1]

男子シングルス準決勝

○1中川直樹(日本/橋本総業ホールディングス)[1] 6-2 4-6 6-1 ●12ジョナ・ブラスウェル(アメリカ)[WC]

○21キャッシュ・ハンズリック(アメリカ)6-2 6-1 ●27ハンター・ヘック(アメリカ)

男子シングルス準々決勝

○1中川直樹(日本/橋本総業ホールディングス)[1] 7-6(0) 6-3 ●8カリーム・アル アラフ(アメリカ)[5]

○12ジョナ・ブラスウェル(アメリカ)[WC] 6-3 6-0 ●15ラファエル・トセット(ブラジル)

○21キャッシュ・ハンズリック(アメリカ)6-4 6-3 ●19オザン・バリス(アメリカ)[JE]

○27ハンター・ヘック(アメリカ)6-1 6-0 ●32エゼキエル・クラーク(アメリカ)[2]

男子ダブルス決勝

○16パトリック・ハーパー/三井駿介(オーストラリア/アクトスポーツクラブ)[2] 7-6(2) 6-4 ●1ジェイコブ・ブルム/エゼキエル・クラーク(アメリカ)[1]

男子ダブルス準決勝

○1ジェイコブ・ブルム/エゼキエル・クラーク(アメリカ)[1] 6-3 6-2 ●7タイラー・バウワーズ/ガブリエリウス・グザウスカス(アメリカ)

○16パトリック・ハーパー/三井駿介(オーストラリア/アクトスポーツクラブ)[2] 7-5 6-4 ●9ケシャブ・チョプラ/アンドレイ・ドゥアルテ(アメリカ/コロンビア)

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写真◎Getty Images

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