モンフィスが世界4位チチパスを倒して2大会連続16強入り、トップ10選手のルーネとルブレフも初戦敗退 [ATPトロント]

写真はガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月7~13日/賞金総額762万2925ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)で出場した36歳のガエル・モンフィス(フランス)に4-6 3-6で敗れた。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、チチパスはこの試合が今季初優勝を飾った土曜日のロス カボス決勝以来の試合だった。また彼はヘッドコーチを父であるアポストロス氏からギリシャにルーツを持つ元トップ選手のマーク・フィリポーシス(オーストラリア)に代え、新たにスタートを切ったところだった。

 試合を通して直面した3つのブレークポイントをすべてセーブしたモンフィスは、相手のサービスゲームを3度破って1時間25分で2大会連続となる16強入りを決めた。モンフィスがトップ5の選手に勝ったのは、当時世界1位だったダニール・メドベージェフ(ロシア)を倒した昨年3月のインディアンウェルズ3回戦以来となる。

「ステフ(チチパス)が大きな自信を持っていることはわかっていた。彼は得意なショットをどんどん打ち込んでくるだろうから、僕は多くのボールを返そうと心掛けた。できるだけ重いボールを打って彼にあまり主導権を握らせないようにしたんだ。うまくできたと思う」とモンフィスは試合後のオンコートインタビューで語った。

 2016年11月に世界ランク自己最高6位をマークしたモンフィスはここ数年に渡ってケガで断続的に戦線離脱を余儀なくされており、今大会を276位で迎えている。モントリオールで開催された1年前の大会でも約3ヵ月ぶりの復帰戦として臨んだが、3回戦でまたも負傷してそのままシーズンを終えていた。彼はその間に妻であるエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)との間に第一子が誕生して今年3月のインディアンウェルズで復帰したが、今週までツアーレベルで3勝6敗を苦戦が続いている。

 モンフィスは次のラウンドで、セバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-3 4-6 7-6(5)で破って勝ち上がったラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。

 この日初戦に臨んだチチパス以外の上位シード勢は第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第7シードのヤニク・シナー(イタリア)、第8シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が3回戦に駒を進めたが、第5シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)と第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は敗れた。

 マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)がルブレフを6-4 6-3で退け、予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)はルーネを6-2 4-6 6-3で振りきりそれぞれ番狂わせを演じた。

 そのほかの試合では第12シードのトミー・ポール(アメリカ)、前年の準優勝者で第15シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第16シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、アレックス・デミノー(オーストラリア)、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第13シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はダビドビッチ フォキナに1-6 2-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

 3回戦ではアルカラスがとフルカチュと、メドベージェフがムゼッティと、シナーがマレーと、フリッツがデミノーと、ポールがギロンと、ダビドビッチ フォキナが第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と、マクドナルドはラオニッチと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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