ガウフがパオリーニを退けシフィオンテクに対する準決勝へ「明日はもっと自信を持って挑めると思う」 [ウェスタン&サザン・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ウェスタン&サザン・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月14~20日/賞金総額278万8468ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第7シードのココ・ガウフ(アメリカ)が予選勝者のジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 6-2で下してベスト4に進出した。

 最初のサービスゲームを落として0-2とされてから4-2として流れを掴んだガウフは5-3から3度目のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セットでまたも0-2とされてから最後の6ゲームを連取して1時間12分で試合を締めくくった。

 同種目の地元アメリカ勢で唯一勝ち残っている19歳のガウフは、WTA1000大会でキャリア3度目となる4強入りを決めた。10代のアメリカ人選手が同大会の女子シングルスで準決勝に進出したのは、1988年のハレ・シオフィ(アメリカ)以来となる。

「今日のプレーには本当に満足している。彼女は簡単な相手じゃない。前回の対戦は長い3セットマッチだったから、今日はストレートで勝ててよかったわ」とガウフは試合後にコメントした。

 ガウフは次のラウンドで、第10シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を7-6(3) 6-1で破って勝ち上がった第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。両者は過去7戦しているが、ガウフはまだ1セットも取ることができていない。

「(今年の)フレンチ・オープンではストレートで負けたけど、以前よりもいい戦いができるようになってきたと感じたわ。ここ数試合と同じプランを実行し続けるだけだけど、明日はもっと自信を持って挑めると思う」とガウフは次戦を見据えた。

「でも彼女は簡単な相手じゃない。私との試合では特にね。とにかく1ポイント1ポイントに取り組み、すべてのボールに集中し続けるだけよ」

 もうひとつの準決勝は、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)とカロリーナ・ムチョバ(チェコ)の顔合わせとなった。第2シードのサバレンカが第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を7-5 6-3で退け、ムチョバは第1セット3-0とリードした時点で同胞のマリー・ブーズコバ(チェコ)が右太腿のケガを理由に棄権したため勝利が決まった。

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写真◎Getty Images

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