ソックが引退を発表、最後の大会となるUSオープンではイズナーとのペアで男子ダブルスに出場予定

写真は2016年リオデジャネイロ五輪で男子ダブルスで銅メダル&ミックスダブルス金メダルを獲得したジャック・ソック(アメリカ)(Getty Images)


 30歳のジャック・ソック(アメリカ)が自身のインスタグラムを更新し、8月28に開幕するUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後に引退する意向を表明した。

 インスタグラムに声明文を投稿したソックは家族とコーチやファンに感謝を述べ、「今年のUSオープンがキャリア最後の大会になる」と発表した。

「最後にもう一度、世界最高のファンの前で思い出を作ることを楽しみにしています」

 ソックは同じく同大会後の引退を表明しているジョン・イズナー(アメリカ)とのペアでUSオープン男子ダブルスのワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得しており、母国で開催されるグランドスラム大会を最後の舞台に選んだ。

 2011年にプロ入りしたソックはツアーレベルでシングルス4勝&ダブルス16勝を挙げ、世界ランク自己最高はシングルスが8位でダブルスは2位だった。2017年11月にパリ(ATP1000/室内ハードコート)のシングルスでキャリア最大のタイトルを獲得したソックは同年のATPファイナルズ(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)に出場し、グループステージを2勝1敗で突破して4強入りした。

 グランドスラム大会でのソックは2011年USオープンのミックスダブルスで初優勝を飾り、男子ダブルスでも3度(2014年&18年ウインブルドン、18年全米)栄冠に輝いた。2016年リオデジャネイロ五輪でアメリカ代表としてプレーしたソックは男子ダブルスで銅メダル、ミックスダブルスでは金メダルを獲得した。

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写真◎Getty Images

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