シルステアが昨年の2回戦で惜敗したベンチッチに雪辱、2009年ロラン・ギャロス以来のグランドスラム準々決勝へ [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第30シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)が第15シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-3 6-3で退けベスト8に進出した。試合時間は1時間25分。
四大大会でシルステアが4回戦を突破したのは、2009年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝3敗となった。
全米に17年連続出場となる33歳のシルステアは、3度(2009年、19~20年)の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。ノーシードで臨んだ昨年は、2回戦でベンチッチに6-3 5-7 2-6で逆転負けを喫していた。
この結果でシルステアは、ベンチッチとの対戦成績を3勝1敗とした。昨年は8月にシンシナティ(WTA1000/ハードコート)の1回戦でも顔を合わせており、シルステアが6-2 6-7(3) 6-4で勝っていた。
今大会でのシルステアは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のケイラ・デイ(アメリカ)を6-2 6-3で、2回戦でアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-3 6-4で、3回戦では第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-3 6-7(6) 6-4で破って16強入りを決めていた。
シルステアは次のラウンドで、第10シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。ムチョバは4回戦で、ワン・シンユー(中国)を6-3 5-7 6-1で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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