齋藤咲良がジュニアグランドスラムのシングルスで初の16強入り、石井さやか&小池愛菜と女子ダブルスの日本勢3組は初戦突破 [USオープン]

写真はウインブルドンでの齋藤咲良(MAT Tennis Academy)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)のジュニア女子シングルス2回戦で第4シードの齋藤咲良(MAT Tennis Academy)がロシツァ・デンチェバ(ブルガリア)を6-1 6-2で下し、ジュニアグランドスラムで初のベスト16進出を決めた。試合時間は1時間16分。

 ジュニアグランドスラム8大会連続出場となる16歳の齋藤は、シングルスでは3度の2回戦進出(2022年全豪、23年全仏&ウインブルドン)がこれまでの最高成績だった。昨年の全米ではダブルスで1勝したが、シングルスは初戦敗退に終わっていた。

 齋藤は次のラウンドで、クリスティアナ・シドロワ(ロシア)を7-6(4) 6-4で破って勝ち上がった第16シードのチャロ・エスキバ バニュルス(スペイン)と対戦する。

 この日シングルスをプレーした齋藤以外の女子日本勢は里菜央(トップランAIOI/相生学院高校)が2回戦で第1シードのレナタ・ヤムリコバ(スロバキア)に1-6 1-6で敗れたが、第3シードの石井さやか(ユニバレオ)と第6シードの小池愛菜(Team REC)は初戦を突破した。

 第5シードのクロスリー真優(東京都TA)はワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアカシャ・ウルホボ(アメリカ)と1回戦で戦う予定だったが、出場を取り消した。

 ダブルスでは第2シードの石井/小池、木下晴結(LYNX TA大阪)/園部八奏(与野テニスクラブ)、齋藤/里が揃って2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会8日目|9月4日◎女子ジュニアの部

ジュニア女子シングルス2回戦◎試合結果|日本人選手

○17齋藤咲良(日本/MAT Tennis Academy)[4] 6-1 6-2 ●20ロシツァ・デンチェバ(ブルガリア)

●4里菜央(日本/トップランAIOI:相生学院高校)[Q] 1-6 1-6 ○1レナタ・ヤムリコバ(スロバキア)[1]

ジュニア女子シングルス1回戦◎試合結果|日本人選手

○48石井さやか(日本/ユニバレオ)[3] 6-3 3-6 6-3 ●47アニカ・ペニチコバ(アメリカ)[Q]

○49小池愛菜(日本/Team REC)[6] 7-5 6-3 ●50タイラ カテリーナ・グラント(アメリカ)

ジュニア女子ダブルス1回戦◎試合結果|日本人選手

○32石井さやか/小池愛菜(ユニバレオ/Team REC)[2] 6-7(6) 6-4 [10-5] ●31ロシツァ・デンチェバ/エリザラ・ヤネバ(ブルガリア)

○20木下晴結/園部八奏(LYNX TA大阪/与野テニスクラブ)7-5 6-3 ●19フランチェスカ・パーチェ/アレッサンドラ・テオドセスク(イタリア)

○12齋藤咲良/里菜央(MAT Tennis Academy/トップランAIOI)7-6(3) 7-5 ●11ビクトリア・オシグウェ/テアドラ・ラブマン(アメリカ)

ジュニア女子シングルス3回戦◎組み合わせ|日本人選手

17齋藤咲良(日本/MAT Tennis Academy)[4] vs 24チャロ・エスキバ バニュルス(スペイン)[16]

ジュニア女子シングルス2回戦◎組み合わせ|日本人選手

48石井さやか(日本/ユニバレオ)[3] vs 46ビクトリア・オシグウェ(アメリカ)[WC]

49小池愛菜(日本/Team REC)[6] vs 51エリザラ・ヤネバ(ブルガリア)

ジュニア女子ダブルス2回戦◎組み合わせ|日本人選手

32石井さやか/小池愛菜(ユニバレオ/Team REC)[2] vs 29テイタム・エバンス/アラニス・ハミルトン(アメリカ)

20木下晴結/園部八奏(LYNX TA大阪/与野テニスクラブ)vs 18テオドラ・コストビッチ/グロリアナ・ナホム(セルビア/ベナン)

12齋藤咲良/里菜央(MAT Tennis Academy/トップランAIOI)vs 9アリサ・オクティアブレワ/ルチアーナ・ペレス アラルコン(ロシア/ペルー)[3]と10シャノン・ラム/ミカ・ストイサヴリエビッチ(アメリカ/イギリス)の勝者

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles