プロとファン、レジェンドとジュニア——すべての人が交流「YONEX TENNIS FESTIVAL」開催 [東レPPO]
国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(以下、東レPPO)の本戦開幕を翌日に控えた9月24日、ヨネックス主催の「YONEX TENNIS FESTIVAL 2023」が大会会場である有明テニスの森で開催された。
大会に参戦するチーム・ヨネックスの選手たちが一堂に会し、クリニックやサービスリターンチャレンジなどのイベントを通じてファンと交流する豪華な内容。試打コーナーでは、ヨネックス最新ラケットである「PERCEPT」を試したり、ヨネックス・ストリンギングチームによるストリンギングツアー(即張り会)で高品質なサービスを体感した。
テニスクリニックに参加したジュニア
この日、有明に詰めかけた約5500人の観客たちをもっとも沸かせたのは、マルチナ・ナブラチロワと小田凱人、伊達公子と国枝慎吾のペアによるニューミックスダブルス。
ナブラチロワ&小田のペア
「ツアー通算、単167勝、複177勝」の戦績紹介とともにナブラチロワがコートに姿を現すと、客席からは歓声と感嘆の息が漏れた。試合前のインタビューでは、「私はもう歳よ」と苦笑いするも、いざ試合になれば往時を彷彿させるサーブ&ボレーを披露。伊達とのボレー合戦では、両者の華麗なタッチにファンは酔いしれた。
また17歳の小田は、若さあふれる驚異のチェアさばきを見せ、決まったかに思われたボールも打ち返す。すると国枝も負けじと、声を上げて強打を叩き込み、ファンを喜ばせた。
日本のジュニアとダブルスをプレーしたルバキナ
さらにサプライズ・ゲストとして、エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、リンダ・ノスコバ(チェコ)らが登場し、公開練習を行ったあと、日本のトップジュニアとダブルスのエキシビションマッチをプレー。ジュニアたちはトップ選手を相手に物おじしない、堂々たるプレーを見せていた。
(情報提供◎ヨネックス、協力◎東レPPO)
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