日比野菜緒が予選突破、内島萌夏はラッキールーザーで本戦入り [鄭州オープン]

写真はマイアミ・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「交通銀行鄭州オープン」(中国・河南省鄭州/10月9~15日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の予選決勝で、第5シードの日比野菜緒(ブラス)が第12シードのキャロル・ジャオ(カナダ)を6-3 6-2で下して本戦入りを決めた。試合時間は1時間8分。

 同大会に初めて出場(WTA125K大会だった2017年と18年を除く)した28歳の日比野は、前日に行われた予選1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したザオ・シーチェン(中国)を6-0 6-1で破って勝ち上がっていた。

 本戦の組み合わせ決まり、日比野は1回戦で第10シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)と対戦することになった。

 第8シードの内島萌夏(安藤証券)は予選決勝で第1シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)に5-7 1-6で敗れたがラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦に繰り上がり、初戦の相手はジャスミン・パオリーニ(イタリア)に決まった。

 そのほかの日本勢は青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)と加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)がダブルスにエントリーしており、初戦の相手は第3シードの青山/柴原がチャン・ラティーシャ(台湾)/ウルリカ・エイケリ(ノルウェー)、加藤/ストジアディはチャン・ハオチン(台湾)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)となっている。

 4年ぶりの開催となる鄭州オープンはWTA500に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○17日比野菜緒(日本/ブラス)[5] 6-3 6-2 ●20キャロル・ジャオ(カナダ)[12]

●4内島萌夏(日本/安藤証券)[8] 5-7 1-6 ○1レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)[1]

予選1回戦

○17日比野菜緒(日本/ブラス)[5] 6-0 6-1 ●18ザオ・シーチェン(中国)[WC]

○4内島萌夏(日本/安藤証券)[8] 6-1 6-4 ●3ソフィア・シャパタバ(ジョージア)

●15加藤未唯(日本/ザイマックス)7-6(2) 3-6 4-6 ○16ティメア・バボス(ハンガリー)[9]

●22柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)5-7 2-6 ○21タマラ・コルパッチ(ドイツ)[6]

上位出場選手シード順位|シングルス

ココ・ガウフ(アメリカ)[1/WC]※欠場
エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[2]※欠場
マリア・サカーリ(ギリシャ)[3]
オンス・ジャバー(チュニジア)[4]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles