アジア大会金メダルのジェン・チンウェンが母国で初のツアー本戦勝利 [鄭州オープン]

写真はチャイナ・オープンでのジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「交通銀行鄭州オープン」(WTA500/中国・河南省鄭州/10月9~15日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、21歳のジェン・チンウェン(中国)が予選勝者のカテリーナ・ヴォロドコ(旧姓ボンダレンコ/ウクライナ)を6-4 6-3で下して好スタートを切った。

 11本のサービスエースを決めるなど21回あったファーストサーブから20ポイントを獲得したジェンは23本のウィナーを叩き込み、1時間24分で試合を終わらせ母国で初のツアー本戦勝利を挙げた。ジェンは2週間前のアジア大会(中国・杭州)で金メダルを獲得したが、前週の北京では1回戦でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に敗れていた。

 ジェンは次のラウンドで、第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。ジェンはサカーリに過去2戦2敗だが、2月のドーハ1回戦ではフルセットの熱戦を演じていた。

「今は体調も万全だし、いい状態で彼女(サカーリ)と戦えるわ。前回は私が100%じゃなかったから、次の試合では全力を尽くしてどうなるのか見てみたい」とジェンは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第10シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)、予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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