フランスの新鋭フィスとエムペシ ペリカールが揃って準々決勝に進出 [ヨーロピアン・オープン]

写真は第6回レーバー・カップでのアルトゥール・フィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月16~22日/賞金総額75万950ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのアルトゥール・フィス(フランス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマルク・ラヤル(エストニア)に7-6(4) 7-6(2)で競り勝ちベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、フィスはこの試合が初戦だった。20歳のラジャルは一度しかブレークポイントに直面しなかったが、8度のピンチをすべて凌いだ19歳のフィスが2つのタイブレークをものにして1時間47分で接戦を制した。

「彼(ラジャル)のことはジュニアの頃から知っている。難しい試合になることはわかっていた。彼はいいプレーをして何度かブレークポイントを握ったし、僕はそれを凌ぐためにいいプレーをした。エースが決まったりオンラインになったり、僕は少し運がよかったよ」とフィスは試合後にコメントした。

 フィスは次のラウンドで、アレクサンダー・シェフチェンコ(ロシア)を3-6 6-3 6-2で破って勝ち上がった第8シードのフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)と対戦する。

 この日は1回戦残り2試合が行われ、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)とヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)が初戦を突破した。

 そのほかの試合では第3シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がグレゴワール・バレール(フランス)を6-4 6-2で退け、予選から勝ち上がってきた20歳のジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したダビド・ゴファン(ベルギー)を7-5 6-3で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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