モンフィスがストレート勝利で8強入り、次はマナリノとのフランス勢対決 [ATPストックホルム]

写真はナショナルバンク・オープンでのガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月16~22日/賞金総額75万950ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ガエル・モンフィス(フランス)が予選勝者のフィリップ・ミソリッチ(オーストリア)を6-4 6-3で下して8強入りを決めた。

 オープニングゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取したモンフィスは、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間14分で快勝した。モンフィスは試合を通して11本のサービスエースを決め、ファーストサーブからポイントを失ったのは僅か4度しかなかった。

「フィリップは(1回戦で対戦した)マートン・フチョビッチ(ハンガリー)よりも少し馬鹿げたようなプレーをしている。もちろん彼はフォアバックどちらのサイドでも堅実な選手だ。マートンは非常にアグレッシブだったけど、今日はポイントをコントロールしてスピードに変化をつけることが重要だった。うまくできたと思うよ。主導権を握ることができたから、2セットで勝つことができて非常に満足している」とモンフィスは試合後にコメントした。

 モンフィスは次のラウンドで、ロマン・サフィウリン(ロシア)を6-4 6-4で破って勝ち上がった同胞のアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、第2シードのマナリノはこの試合が初戦だった。モンフィスはマナリノとのツアーレベルでの直接対決で4勝2敗とリードしているが、最後の試合は2021年11月のパリ・マスターズに遡る。

「本当に厳しい試合になるだろう。アドリアンは好調で、最高のシーズンを送っている。彼はやり難いテニスをする選手だ。僕は自分のテニスをしなければならない。フィジカルバトルで負けないように100%の状態で臨めるようにしなくちゃね」とモンフィスは次戦を見据えた。

 そのほかの試合ではラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のトマーシュ・マハーチュ(チェコ)が元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-4 6-1で退け、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリアス・イーメル(スウェーデン)は予選から勝ち上がってきた18歳のディノ・プリズミッチ(クロアチア)を6-3 3-6 6-2で振りきり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではマハーチュがラスロ・ジェレ(セルビア)と、イーメルはミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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