トップシードのパオリーニが2021年ジュニア世界1位マルシンコをフルセットで退け準々決勝へ [WTAモナスティル]
WTAツアー公式戦「ジャスミン・オープン・モナスティル」(WTA250/チュニジア・モナスティル/10月16~22日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したペトラ・マルシンコ(クロアチア)を6-4 3-6 6-2で振りきり8強入りを決めた。
ブレーク合戦の末に第1セットを落としたマルシンコは第2セット2-3から4ゲームを連取してセットオールに追いついたが、パオリーニが第3セット5-2で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間57分で勝利を決めた。
敗れはしたが2021年にITFジュニアランキング1位でシーズンを終えた初のクロアチア人選手となった17歳のマルシンコは、2度目のツアー本戦で初の連勝をマークした。
パオリーニは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていた同胞で第6シードのルチア・ブロンゼッティ(イタリア)と対戦する。
そのほかの試合では第4シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)がクレア・リュー(アメリカ)を6-1 7-5で下し、第8シードのクララ・ビュレル(フランス)がワイルドカードを得て参戦したエリカ・アンドレエワ(ロシア)に6-0 5-7 7-6(2)で競り勝ち、ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)は予選勝者のカタリナ・ザワツカ(ウクライナ)に4-6 7-5 6-2で逆転勝利をおさめ、ベスト8が出揃った。
準々決勝ではツレンコがパリザス ディアスと、ビュレルはルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)と顔を合わせる。
写真◎Getty Images
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