「今は無名、しかし未来のスターかも」男女ファイナリスト4人の横顔紹介 [世界スーパージュニア]
男子シングルス決勝見どころ
1アロルド・マヨ(フランス)[1] vs 40ジェフリー・フォン デル シュレンバーグ(スイス)[10]
ともにラファエル・ナダル(スペイン)に憧れる17歳同士の対決。いずれもグレードAでの決勝進出は初めてだが、マヨは先月フランスのプロサーキット『M15』で初めて決勝に進出するなど絶好調だ。そんなマヨについて「完全に向こうのほうが上」と言うフォン デル シュレンバーグだが、「でも僕も得意のアグレッシブなプレーを思い切ってやりたい」と意気込む。約2年前にイスラエルのグレード2の大会で一度だけ対戦し、マヨが6-2 6-1で圧勝している。
ドイツ系アメリカ人の両親を持ち、ドイツで生まれ、今はスイスに住むフォン デル シュレンバーグは3つのパスポートを持ち、3つの言語(英語、ドイツ語、フランス語)を流暢に話す。ちょっとした会話ならイタリア語もOKだそうだ。明るく、気さくで、『1』聞けば『10』答えてくれるノリのよさで、初来日の印象をこう語った。
「日本人は親切で、僕たちのことをとてもリスペクトしてくれる。こんな立派な会場でプレーできるなんて最高だし、運営も行き届いている。それになんといっても食べ物がおいしい。中でも好きなのはスシとラーメン。ぜひ神戸牛を食べてみたいんだけど、けっこう高価なんだよね(笑)」
対するマヨは日本食が少々苦手らしい。「やっぱりフランスの料理が口に合う。でも一番好きなのはマクドナルド」と申し訳なさそうに言ったが、「日本ではいろんなところでサポートしてもらっているのを感じる。日本人はテニスだけでなくスポーツが好きなんだと思う」と続けた。日本人にもウケそうなルックスで、胸のタトゥーをシャツから覗かせる。男子では1997年のアルノー・ディ パスカル以来のフランス人チャンピオンとなるか。
フォン デル シュレンバーグが勝てば、シングルスではスイス人として男女を通じて大会初の優勝者となる。
<プロフィール>
アロルド・マヨ(フランス)
アロルド・マヨ(フランス)(撮影◎石井愛子 / AIKO ISHII)
2002年2月4日生(17歳)。フランス・パリ在住。180cm。ITFジュニアランキング11位/ATPランキング1128位。好きな選手はラファエル・ナダル(スペイン)。テニス以外に好きなことは食べることと寝ること。
ジェフリー・フォン デル シュレンバーグ(スイス)
ジェフリー・フォン デル シュレンバーグ(スイス)(撮影◎石井愛子 / AIKO ISHII)
2002年2月13日(17歳)。スイス・チューリッヒ在住。185cm。ITFジュニアランキング51位/ATPランキングなし。好きな選手はラファエル・ナダル(スペイン)。テニス以外の特技はスキー、アイスホッケー、サッカー、サックス。
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