女子トップ8によるエリート大会「GNP保険WTAファイナルズ・カンクン」（ファイナルズ／10月29日～11月5日／メキシコ・カンクン／賞金総額900万ドル／ハードコート）の大会4日目は、チェトゥマル・グループとマアウアル・グループ＆マヤ カアン・グループのラウンドロビン（総当たり戦）計5試合が行われた。

　第3試合のシングルスで第2シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が第3シードのココ・ガウフ（アメリカ）を6-0 7-5で倒して2連勝を飾り、続く第4試合では第6シードのオンス・ジャバー（チュニジア）が第7シードのマルケタ・ボンドルソバ（チェコ）を6-4 6-3で下して1勝目を挙げた。

　大会5日目のシングルスはバカラル・グループの第3戦が行われる予定で、対戦カードは第1シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）と第4シードのエレーナ・ルバキナ（カザフスタン）、第5シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）と第8シードのマリア・サカーリ（ギリシャ）となっている。

　ダブルスでは第2シードのストーム・ハンター（オーストラリア）／エリース・メルテンス（ベルギー）、第4シードのバーボラ・クレイチコバ／カテリーナ・シニアコバ（チェコ）、第7シードのガブリエラ・ダブロウスキー（カナダ）／エリン・ロウトリフ（ニュージーランド）が勝利をおさめた。

　1セットも落とさず2試合に勝ったダブロウスキー／エリン・ロウトリフはマヤ カアン・グループの2位以上が確定し、決勝トーナメント進出が決まった。

　WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名（ダブルスは8組）のみで争われる。4人（ダブルスは4組）ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名（ダブルスは2組）ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※[　]数字はシード順位

大会4日目◎試合結果｜11月1日

ラウンドロビン｜女子シングルス

チェトゥマル・グループ

○イガ・シフィオンテク（ポーランド）[2] 6-0 7-5 ●ココ・ガウフ（アメリカ）[3]

○オンス・ジャバー（チュニジア）[6] 6-4 6-3 ●マルケタ・ボンドルソバ（チェコ）[7]

チェトゥマル・グループ｜暫定順位

1位 シフィオンテク：2勝0敗（セット4-0、ゲーム26-11）
2位 ガウフ：1勝1敗（セット2-2、ゲーム17-14）
3位 ジャバー：1勝1敗（セット2-2、ゲーム13-19）
4位 ボンドルソバ：0勝2敗（セット0-4、ゲーム13-25）

ラウンドロビン｜女子ダブルス

マアウアル・グループ

●ココ・ガウフ／ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[1] 6-3 5-7 [6-10] ○バーボラ・クレイチコバ／カテリーナ・シニアコバ（チェコ）[4]

●ラウラ・シグムンド／ベラ・ズボナレワ（ドイツ／ロシア）[6] 4-6 2-6 ○ガブリエラ・ダブロウスキー／エリン・ロウトリフ（カナダ／ニュージーランド）[7]

マアウアル・グループ｜暫定順位

1位 ダブロウスキー／ロウトリフ：2勝0敗（セット4-0、ゲーム25-15）
2位 クレイチコバ／シニアコバ：1勝1敗（セット3-3、ゲーム20-24）
3位 シグムンド／ズボナレワ：1勝1敗（セット2-3、ゲーム19-22）
4位 ガウフ／ペグラ：0勝2敗（セット1-4、ゲーム20-23）

マヤ カアン・グループ

○ストーム・ハンター／エリース・メルテンス（オーストラリア／ベルギー）[2] 7-5 6-4 ●ニコール・メリカ マルチネス／エレン・ペレス（アメリカ／オーストラリア）[8]

マヤ カアン・グループ｜暫定順位

1位 ハンター／メルテンス：2勝0敗（セット4-0、ゲーム25-15）
2位 青山／柴原：1勝1敗（セット2-2、ゲーム19-19）
3位 メリカ マルチネス／ペレス：0勝1敗（セット0-2、ゲーム9-13）
4位 クラブチェク／シヒュース：0勝1敗（セット0-2、ゲーム7-13）

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