2日間に渡るルバキナとの直接対決を制したサバレンカがバカラル・グループ2位で決勝トーナメントへ「本当にタフな試合だった」 [WTAファイナルズ]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「GNP保険WTAファイナルズ・カンクン」(ファイナルズ/10月29日~11月5日/メキシコ・カンクン/賞金総額900万ドル/ハードコート)の大会6日目に行われたバカラル・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-2 3-6 6-3で倒してグループ2位通過を決めた。

 この試合は前日に始まったが、雨により6-2 3-5の時点で順延となっていた。前日と同じく風が強いコンディションの中で試合が再開されると、ルバキナが僅か2分で第2セットを取り返した。

 第3セットはサバレンカが2-1から先にブレークした直後にルバキナが追いついたあとふたたび突き放し、最初のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた4度目のマッチポイントでサービスエースを決めて2時間27分で勝利を決めた。

「本当に厳しいコンディションで、本当にタフな試合だった。何があっても勝つことができて本当によかったわ」とサバレンカは2日間に渡ったバトルを振り返った。

 試合後のオンコートインタビューで世界ナンバーワンであることについて聞かれたサバレンカは、「世界1位と呼ばれるたびに興奮して鳥肌が立つの。夢のようなことよ。自分が世界1となり、偉大な先輩たちの一員になれたなんて信じられないことだわ」と答えた。

 サバレンカは準決勝で、チェトゥマル・グループを3勝0敗の首位で通過した第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。次の試合でサバレンカが勝てば年末世界ナンバーワンが確定するが、シフィオンテクは今大会でタイトルを獲得すれば世界ランク1位の座に返り咲くことができる。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles