地元メス出身のアンベールがティームを倒して8強入り「地元ファンの前で素晴らしい週を送りたい」 [モゼール・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのユーゴ・アンベール(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月5~11日/賞金総額63万705ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)がドミニク・ティーム(オーストリア)を7-6(5) 4-6 6-3で倒してベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、アンベールはこの試合が初戦だった。すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したアンベールはワンブレーク差で第2セットを落としたが、第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して2時間41分で勝利をもぎ取った。

「激しい戦いで簡単ではなかったから勝ててうれしいよ。ケイレンを起こしていたし本当にフィジカル的に厳しかったけど、素晴らしい試合ができたと思う」とメス出身のアンベールは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここはホームタウンだから、当然いいプレーをしたいと思っている。地元ファンの前で素晴らしい週を過ごせるよう願っている」

 アンベールは次のラウンドで、グレゴワール・バレール(フランス)との地元勢対決を7-6(2) 2-6 7-6(5)で制して勝ち上がった同じメス出身で予選勝者のアロルド・マヨ(フランス)と対戦する。

「(次の相手は)ここ出身の若くていい選手だ。素晴らしいバトルになるだろうね」とアンベールは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がコンスタン・レスティエンヌ(フランス)を6-4 6-4で下して8強入りを決め、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したファビオ・フォニーニ(イタリア)、予選勝者のアブダラ・シェルベイ(ヨルダン)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のマテ・バルクス(ハンガリー)が2回戦に駒を進めた。

 第9シードのダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)はバルクスに2-6 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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