22歳シェフチェンコがツアー初優勝に王手「幼いころからこの瞬間を夢見てきた」 [モゼール・オープン]

写真はスイス室内でのアレクサンダー・シェフチェンコ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月5~11日/賞金総額63万705ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、アレクサンダー・シェフチェンコ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したピエール ユーグ・エルベール(フランス)を6-4 6-4で下してツアー初優勝に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したシェフチェンコは、第2セット3-4から最後の3ゲームを連取して1時間17分で勝利を決めた。22歳のシェフチェンコはチャレンジャー大会で3勝を挙げているが、ツアーレベルでは2週間前のバーゼルで8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

「ピエールは危険な選手だから、攻撃的な姿勢を崩さなかった。彼はネットプレーがうまくてリターンもいい。彼はリターンで前に出てきていつでもブレークできる力があるから集中し続けなければならないけど、何とかうまくできた。ATPツアーの決勝に進出できるなんて信じられないよ」とシェフチェンコは試合後のオンコートインタビューで語った。

「幼いころからこの瞬間を夢見てきたんだ。寝るときにもしかしたらATPツアーの決勝でプレーできるかもしれないと考えていたけど、それを実現できた。この瞬間をずっと忘れないだろうし、特別なことだ」

 シェフチェンコは決勝で、ワイルドカードを得て参戦したファビオ・フォニーニ(イタリア)を6-0 6-2で破って勝ち上がった地元メス出身で第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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