3時間9分の接戦を制した杉田祐一がATPツアーでキャリア3度目の4強入り [イントラム・ストックホルム・オープン]

ATPツアー公式戦の「イントラム・ストックホルム・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月14~20日/賞金総額71万1275ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、杉田祐一(三菱電機)がヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)との接戦を6-2 4-6 7-6(4)で制し、ベスト4進出を果たした。試合時間は3時間9分。

 ツアー大会で杉田が4強入りしたのは、2017年9月の成都(ATP250/ハードコート)以来で通算3度目となる。

 今大会に2年ぶり3度目の出場となる31歳の杉田は、予選決勝で敗れたがラッキールーザーで本戦入り。初勝利を挙げた2017年に準々決勝まで勝ち進み、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に2-6 6-7(6)で敗れていた。

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 この結果で杉田は、3度目の対戦でティプサレビッチから初勝利を挙げた。両者は2017年に2度対戦し、初対戦だった1月のバンコク(ATPチャレンジャー/5万ドル/ハードコート)の準決勝は6-1 7-6(8)で、6月のスヘルトーヘンボス(ATP500/グラスコート)の1回戦では7-6(5) 3-6 6-0で、いずれもティプサレビッチが勝っていた。

 今週の杉田は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリアス・イーメル(スウェーデン)を7-6(6) 6-2で、2回戦ではステファノ・トラバグリア(イタリア)を7-6(6) 6-4で破って8強入りを決めていた。

 杉田は準決勝で、第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは準々決勝で、セドリック マルセル・ステッベ(ドイツ)を6-0 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真は楽天ジャパンオープンでの杉田祐一(三菱電機)
TOKYO, JAPAN - SEPTEMBER 30: Yuichi Sugita of Japan hits a return shot against Marin Cilic of Croatia on day one of the Rakuten Open at the Ariake Coliseum on September 30, 2019 in Tokyo, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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