スロバキア、ベルギー、イギリスなどシード国が揃って来季の予選ラウンド出場権を獲得 [ビリー ジーン・キング・カップ◎プレーオフ]
女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ」プレーオフ(11月10~12日)が終了し、第1シードのスロバキア、第2シードのベルギー、第3シードのイギリス、第4シードのブラジル、第5シードのウクライナ、第6シードのルーマニア、第7シードの日本、第8シードのメキシコのシード国が揃って来季の予選ラウンド出場権を獲得をした。
ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチ(ダブルスは第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
16ヵ国がホーム&アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに回る。
※[ ]数字はシード順位
プレーオフ◎試合結果|11月10~12日
スロバキア[1] 3-1 アルゼンチン(スロバキア・ブラチスラバ/11月10、11日/室内ハードコート)
R1 ●アンナ カロリーナ・シュミドローバ 5-7 5-7 ○フリア・リエラ
R2 ○ヴィクトリア・フルンカコバ 3-6 6-3 6-3 ●ナディア・ポドロスカ
R3 ○レナタ・ヤムリコバ 6-1 6-4 ●ナディア・ポドロスカ
R4 ○ヴィクトリア・フルンカコバ 3-6 6-4 6-4 ●フリア・リエラ
R5 ヴィクトリア・フルンカコバ/テレサ・ミハリコバ 打切 マルチナ・カプロ タボルダ/ギレルミナ・ナヤ
ベルギー[2] 3-1 ハンガリー(ベルギー・シャルルロア/11月11、12日/室内ハードコート)
R1 ●グリート・ミネン 3-6 3-6 ○ダルマ・ガルフィ
R2 ○ヤニナ・ウイックマイヤー 7-5 6-2 ●アンナ・ボンダール
R3 ○グリート・ミネン 3-6 6-3 6-4 ●アンナ・ボンダール
R4 ○ヤニナ・ウイックマイヤー 6-2 6-7(4) 6-1 ●ダルマ・ガルフィ
R5 マリー・ブノワ/キンバリー・ジマーマン 打切 ティメア・バボス/ファニ・シュトーラ
イギリス[3] 3-1スウェーデン(イギリス・ロンドン/11月11、12日/室内ハードコート)
R1 ●ジョディー・バレージ 4-6 1-6 ○カイサ・リナルド ペーション
R2 ○ケイティ・ブルター 6-2 6-1 ●カイーサ ウィルダ・ヘンネマン
R3 ○ケイティ・ブルター 6-1 7-6(5) ●カイサ・リナルド ペーション
R4 ○ハリエット・ダート 7-5 6-2 ●カイーサ ウィルダ・ヘンネマン
R5 ハリエット・ダート/ヘザー・ワトソン 打切 ベラ・ベルクビスト ラーション/リサ・ザール
ブラジル[4] 4-0 韓国(ブラジル・ブラジリア/11月10、11日/クレーコート)
R1 ○ラウラ・ピゴッシ 6-1 6-1 ●パク・ソヒョン
R2 ○ベアトリス・アダッド マイア 6-0 6-4 ●ク・ヨンウ
R3 ○ベアトリス・アダッド マイア 6-2 6-1 ●パク・ソヒョン
R4 ラウラ・ピゴッシ 打切 ク・ヨンウ
R5 ○イングリッド・ガマラ マルチンス/ルイーザ・ステファニー 6-1 6-2 ●バク・ダヨン/チョン・ボヨン
-----
ウクライナ[5] 3-1 オランダ(リトアニア・ビルニュス/11月11、12日/室内ハードコート)
R1 ○アンヘリーナ・カリニーナ 6-2 6-3 ●スーザン・ラメンズ
R2 ●ダイアナ・イエストレムスカ 3-6 2-6 ○アランチャ・ラス
R3 ○アンヘリーナ・カリニーナ 6-4 6-4 ●アランチャ・ラス
R4 ○ダイアナ・イエストレムスカ 4-6 6-1 7-5 ●スーザン・ラメンズ
R5 リューメラ・キッチュノック/ナディヤ・キッチュノック 打切 アリアンヌ・ハトーノ/デミ・シヒュース
ルーマニア[6] 4-0 セルビア(セルビア・クラリエボ/11月10、11日/室内クレーコート)
R1 ○エレナ ガブリエラ・ルース 7-6(2) 6-3 ●ミア・リスティッチ
R2 ○ジャクリーン・クリスティアン 7-5 6-4 ●アレクサンドラ・クルニッチ
R3 ○ジャクリーン・クリスティアン 7-5 4-6 7-5 ●ロラ・ラディボジェビッチ
R4 エレナ ガブリエラ・ルース 打切 アレクサンドラ・クルニッチ
R5 ○モニカ・ニクレスク/アンカ アレクシア・トドニ 6-1 7-6(3) ●カタリナ・コザロフ/アレクサンドラ・クルニッチ
日本[7] 3-2 コロンビア(東京・有明コロシアム/11月10、11日/室内ハードコート)
R1 ●本玉真唯 4-6 4-6 ○カミラ・オソリオ
R2 ○日比野菜緒 6-2 6-4 ●ユリアナ・リザラゾ
R3 ●日比野菜緒 2-6 0-6 ○カミラ・オソリオ
R4 ○本玉真唯 6-2 6-2 ●マリア・エラゾ ゴンサレス
R5 ○青山修子/柴原瑛菜 7-6(5) 6-2 ●ユリアナ・リザラゾ/カミラ・オソリオ
メキシコ[8] 3-2 オーストリア(オーストリア・シュヴェヒャト/11月11、12日/室内クレーコート)
R1 ○フェルナンダ・コントレラス 6-2 7-5 ●タミラ・パシェック
R2 ●ジュリアーナ・オルモス 5-7 2-6 ○ジンヤ・クラウス
R3 ○フェルナンダ・コントレラス 0-6 6-2 6-4 ●ジンヤ・クラウス
R4 ●ジュリアーナ・オルモス 5-7 7-5 3-6 ○タミラ・パシェック
R5 ○フェルナンダ・コントレラス/ジュリアーナ・オルモス 6-3 3-6 7-6(6) ●メラニー・クラフナー/ジンヤ・クラウス
写真◎Getty Images
- ティメア・バボス
- ナディア・ポドロスカ
- 青山修子
- 柴原瑛菜
- ルイーザ・ステファニー
- モニカ・ニクレスク
- 日比野菜緒
- ファニ・シュトーラ
- デミ・シヒュース
- アンナカロリーナ・シュミドローバ
- ダイアナ・イエストレムスカ
- フェドカップ
- アランチャ・ラス
- グリート・ミネン
- アンヘリーナ・カリニーナ
- ヤニナ・ウイックマイヤー
- ケイティ・ブルター
- ヴィクトリア・クズモバ
- 本玉真唯
- ヘザー・ワトソン
- ジュリアーナ・オルモス
- ク・ヨンウ
- ハリエット・ダート
- ナディヤ・キッチュノック
- リューメラ・キッチュノック
- メラニー・クラフナー
- アレクサンドラ・クルニッチ
- カミラ・オソリオ
- カイーサウィルダ・ヘンネマン
- ベアトリス・アダッドマイア
- ラウラ・ピゴッシ
- エレナガブリエラ・ルース
- ジョディー・バレージ
- パク・ソヒョン
- キンバリー・ジメルマン
- テレサ・ミハリコバ
- マリアフェルナンダ・エラゾゴンサレス
- ITF
- アリアンヌ・ハトーノ
- ジャクリーン・クリスティアン
- ダルマ・ガルフィ
- アンナ・ボンダール
- スーザン・ラメンズ
- ユリアナ・リザラゾ
- フェルナンダ・コントレラス ゴメス
- 2023ビリージーンキングカップ
- チョン・ボヨン
- 2023_11
- レナタ・ヤムリホバ
- ジンヤ・クラウス
- フリア・リエラ
- イングリッド・ガマラ マルチンス
- バク・ダヨン
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
-
2023-11-13
カナダが初の決勝で過去6度の優勝を誇るイタリアを下して世界一に輝く [ビリー ジーン・キング・カップ]
-
2023-11-11
青山修子/柴原瑛菜の勝利で日本が来季の予選ラウンド進出を決める [ビリー ジーン・キング・カップ日本対コロンビア]
-
2023-04-16
スペイン、チェコ、フランスなど9ヵ国がファイナルズに進出 [ビリー ジーン・キング・カップ]
-
2023-04-16
日本が2年連続全勝優勝、杉山ジャパンが2位の韓国とともに11月のプレーオフへ [ビリージーンキングカップ◎アジア・オセアニア地区グループⅠ]
-
2020-09-18
フェドカップが女子テニス界のレジェンド称えるため大会名を変更
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ