地元イタリアの期待を背負うシナーがキャリア最大のタイトルに王手「観客たちが僕に大きなエネルギーをくれる」 [Nitto ATPファイナルズ]

写真は母国の地でキャリア最大のタイトルに王手をかけたヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(ATPファイナルズ/イタリア・トリノ/11月12~19日/賞金総額1500万ドル/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのヤニク・シナー(イタリア)が第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-3 6-7(4) 6-1で振りきりキャリア最大のタイトルに王手をかけた。

 第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したシナーはタイブレークの末に第2セットを取り返されたが、第3セットで3-0とリードすると1ゲームしか落とさず2時間19分で勝利を決めた。メドベージェフは今年の4月までシナーに対して6戦全勝だったが、先月の北京決勝から3連敗を喫した。

「素晴らしい気分だ。今日の試合は本当に厳しかった。特に第1セットは彼(メドベージェフ)のほうがアグレッシブにプレーしているように感じた。でも何とかブレークして、それから調子がよくなっていったんだ」とシナーは試合を振り返った。

「第2セットは本当に接戦で、彼がタイブレークでとてもいいプレーをした。第3セットではもう少し攻撃的にプレーし続けようとして、攻め方も少し変化をつけるように心掛けた。決勝に進めてうれしいよ」

 イタリア人選手として初めて同大会の準決勝を戦ったシナーは母国のファンから受ける応援と期待ついて聞かれ、「このようなプレッシャーを感じられるのは光栄なことだ。大会が始まる前も、このコートでは本当に調子がよかった。かなり速いサーフェスだ。観客たちが僕に大きなエネルギーをくれるしね」と答えた。

 地元優勝の期待がかかるシナーは決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を6-3 6-2で破って勝ち上がった第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 ふたりはラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で対決し、シナーが7-5 6-7(5) 7-6(2)で勝って過去3戦全敗だったジョコビッチから初勝利を挙げていた。シナーが全勝優勝すれば、テニス史上最高額となる480万1500ドルの賞金を獲得することができる。

 ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

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写真◎Getty Images

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