ルバキナとペグラのトップ2シードが揃って初戦を突破、ベスト8が出揃う [アデレード国際]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「アデレード国際」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月8~13日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の同胞対決となった女子シングルス2回戦で、第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のベルナルダ・ペラ(アメリカ)に4-6 6-2 6-3で逆転勝利をおさめて8強入りを決めた。

 トップ2シードは1回戦がBYEで免除されており、ペグラはこの試合が初戦だった。ワンブレーク差で第1セットを落としたペグラは相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返し、一度ずつブレークし合って迎えた第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して2時間12分で試合を締めくくった。

「彼女(ペラ)は第1セットで信じられないようなショットを打っていたから、あれ以上自分にできることはなかったと思う。こちらとしてはいくつかの変更を加え、相手が素晴らしいテニスをしていることにイライラしないでとにかくリラックスしようと心掛けるしかなかったわ。彼女は常に厳しい相手よ」とペグラは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ペグラは次のラウンドで、同じ予選勝者のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を2-6 6-3 6-2で破って勝ち上がったアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第6シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、ダリア・カサキナ(ロシア)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)、ラウラ・シグムンド(ドイツ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第8シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)はアレクサンドロワに4-6 4-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。準々決勝ではルバキナがアレクサンドロワと、オスタペンコがコスチュクと、カサキナはシグムンドと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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