シードダウンを演じたダニエル太郎とタビロがともにキャリア2度目のツアー決勝進出 [ASBクラシック]
ATPツアー公式戦「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月8~13日/賞金総額73万9945ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝でダニエル太郎(エイブル)が第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)に7-5 7-6(9)で競り勝ち、2018年5月のイスタンブール以来となるツアー2勝目に王手をかけた。
5-5から唯一のブレークに成功して第1セットを先取したダニエルは、すべてサービスキープでもつれ込んだ第2セットのタイブレークで2つのセットポイントを凌いだあと3度目のマッチポイントをものにして2時間で勝利を決めた。シェルトンはダニエルに過去2戦して2勝していたが、いずれもフルセットの接戦を演じていた。
「ベンとの対戦は常に難しい。彼はリズムを与えてくれないし、ボールが伸びてくるからね。どちらがよりプレッシャーをかけられるかの勝負で、タイブレークは食うか食われるかのドッグファイトだったよ」とダニエルは試合後のオンコートインタビューで語った。
1年前に同大会の予選1回戦で当時世界ランク470位だったアジート・ライ(ニュージーランド)に敗れていたダニエルは、「僕とこの場所の関係は非常に興味深いものだ。ここに来るのを止めようかとも思ったけど、僕はキャリア最高の1週間のひとつを過ごしている。もう一度トライしてみたらこんなことになるなんて、わからないものだね」と話した。
ダニエルはキャリア2度目のツアー決勝で、第6シードのアルトゥール・フィス(フランス)を6-2 7-5で破って勝ち上がった予選勝者のアレハンドロ・タビロ(チリ)と対戦する。2022年2月のコルドバ以来となるツアー決勝に進出したタビロは、2度目のチャンスで初のタイトル獲得を目指している。
写真◎Getty Images
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