ガウフのサービスはロディック仕込み?「自分のサービスを信頼できるようになった」 [オーストラリアン・オープン]

写真は快勝で初戦を突破したココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)がアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)を6-3 6-0で下して好スタートを切った。

 7度のサービスダウンがあった第1セットをワンブレーク差で先取したガウフは、第2セットでは1ゲームも落とさず最後の8ゲームを連取して60分で快勝した。

「リターンがよかったと思うし、後半に向けて本来のサービスを取り戻した。彼女はタフな相手だけど、今日は何とか感情をコントロールできたからよかったわ」とガウフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第1セットの緊張する場面のとき、気分がいいし調子もいいからとにかく楽しもうと自分に言い聞かせたの。それで少しリラックスできたわ。楽しむためにテニスをしているんだから」

 昨年のUSオープンでグランドスラム初制覇を果たしたガウフは今季開幕戦のひとつとなるオークランドで2連覇を達成して今大会を迎えており、連勝を「6」に伸ばした。

 2022年USオープンで時速128マイル(約206km)のサービスを打ち込んだことがあるガウフは、「アンディ・ロディック(アメリカ)の指導を受けるためにシャーロットに行ったの。本当に充実した2日間だったわ。おかげでサービスがよくなったと思う」と明かした。

「フィジカル的に、私が強力なサービスを打つことを妨げる要因は何もない。今は以前よりも強力になり、自分のサービスを信頼できるようになった。昔はラリー戦に自信があるからサービスは入れておけばいいくらいに思っていたから」

 ロディックにトスの安定性を高めるアドバイスを受けたというガウフは、「メタル的にはアグレッシブなサービスのマインドセットで臨んでいるときに最高のテニスができると思う。どうして入らないのかというより、どうしてもっと打たないのかという考え方のほうが重要なの」と話した。

「私はそこにもっと注力しようと思っている。アグレッシブなマインドセットを持ち続けることができるよう願っている。そうしているときは最高のテニスができるはずよ」

 ガウフは次のラウンドで、前日に予選勝者のレオリア・ジャンジャン(フランス)を6-2 6-4で破って勝ち上がった同胞のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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