2018年ジュニア世界1位ビュレルが2回戦でペグラを倒す番狂わせ「本当に集中していた」 [オーストラリアン・オープン]

写真はキャリア初の対トップ10勝利を挙げたクララ・ビュレル(フランス)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がクララ・ビュレル(フランス)に4-6 2-6で敗れる番狂わせが起きた。

 グランドスラム本戦でプレーするのが14回目となる22歳のビュレルは2022年と23年のUSオープンで3回戦に進出したことがあったが、全豪では昨年の2回戦進出が最高成績だった。

 4-4から2ゲームを連取して第1セットを先取したビュレルは第2セット第1ゲームでブレークを許したが、0-2から最後の6ゲームを連取して1時間10分でキャリア初の対トップ10勝利を決めた。

「今日はとても安定したパフォーマンスができたと思う。本当に集中していたし、彼女が試合の核心に入ることを許さなかった。今日の試合には本当に満足している」とビュレルは試合後にコメントした。

「3回戦に3人のフランス人(女子)が勝ち残っているのを見た。そんなことは数年ぶりのことよ。皆がいいプレーをしているのを目にするのは本当にうれしいことだわ」

 2018年にジュニア世界ナンバーワンとなったビュレルがこれ以前に勝った選手の最高位は25位で、2022年USオープン1回戦でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を、翌年の同大会2回戦ではカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を倒していた。

 ビュレルは次のラウンドで、マルチナ・トレビザン(イタリア)を6-4 6-4で破って勝ち上がった同胞のオセアン・ドダン(フランス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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