相手の途中棄権で初の4回戦進出を決めたアルカラスが自分のプレーを「10点満点で7点か8点」と採点 [オーストラリアン・オープン]

写真は相手の途中棄権で初の4回戦進出を決めたカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス3回戦が行われ、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がシャン・ジュンチャン(中国)の途中棄権で初のベスト16進出を決めた。

 アジア・パシフィック枠の本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のシャンは右太腿にテーピングを施してプレーを開始すると1ゲームずつしか奪えず2セットを連取され、第3セット第1ゲームをブレークされたあとアルカラスのサービスゲームで1ポイントを失った時点で試合続行を断念した。

 ツアーレベルの201試合目にして初めて自分よりも若い世代の選手と対決したアルカラスは序盤から容赦なく畳みかけ、ファストサーブからのポイントを84%の高確率で取るなど終始主導権を握った。

「調子はいい。恐らく10点満点で7点か8点くらいだ。高い採点だけど、そう感じている。僕は毎日進歩していっていると思う。試合をするたびに調子はどんどん上がっている。動きやショットの感覚もそうだけど、ここコートにも慣れてきたよ」とアルカラスは試合後にコメントした。

「僕はこのコートであまりプレーしたことがなかった。すべてがうまくいっていると思う」

 アルカラスは次のラウンドで、第14シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-4 3-6 2-6 7-6(7) 6-0で破って勝ち上がったミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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