アルカラスが前回大接戦を演じたキツマノビッチをストレートで退けベスト8に進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 6-4 6-0で退けベスト8に進出した。試合時間は1時間49分。

 全豪に2年ぶり3度目の出場となる20歳のアルカラスは、2022年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年はトレーニング中に起きた右脚のケガにより、欠場を余儀なくされていた。

 昨年7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で2度目のグランドスラム制覇を果たしたアルカラスは2023年にツアー6勝を挙げ、65勝12敗の戦績を残して世界ランク2位でシーズンを終えた。

 この結果でアルカラスは、キツマノビッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2022年3月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、アルカラスが7-6(5) 6-3 7-6(5)で勝っていた。

 今大会でのアルカラスは1回戦でリシャール・ガスケ(フランス)を7-6(5) 6-1 6-2で、2回戦でロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4 6-7(3) 6-3 7-6(3)で破り、3回戦はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のシャン・ジュンチャン(中国)が第3セット途中で棄権したため初の16強入りを決めていた。

 アルカラスは次のラウンドで、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは4回戦で、第19シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を7-5 3-6 6-3 4-6 7-6(10-3)で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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