ガウフが今大会で最初の試練を乗り越えベスト4に進出「すべてを出し尽くした」 [オーストラリアン・オープン]
シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)がマルタ・コスチュク(ウクライナ)を7-6(6) 6-7(3) 6-2で振りきりベスト4に進出した。
1-5から巻き返す過程でセットポイントを凌いだガウフは6-5からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで5-6から3ポイントを連取して第1セットを何とか先取した。コスチュクは一進一退の第2セットをタイブレークの末に取り返したが、第3セットで5-0とリードを広げたガウフが2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして3時間8分の死闘に終止符を打った。
ウィナー17本の3倍となる51本のアンフォーストエラーを犯したが、それでも攻撃的な姿勢を崩さなかったガウフが最終的に勝利をもぎ取った。
「うれしいし、自分が見せた戦いぶりを本当に誇りに思う。マルタは厳しい相手で、いつも相手を苦しめる。私は懸命に戦い、すべてをコートで出し尽くしたわ」とガウフは試合後のオンコートインタビューで語った。
インタビュアーのケーシー・デラクア(オーストラリア)に劣勢に立たされた第1セットについて聞かれたガウフは、「とにかくあと1ゲーム取り、一方的にならないようにしようとしていたの。それからあるゲームで流れが変わった」と答えた。
「第2セットでは自分にチャンスを与えたけど、少し消極的になってしまった。第3セットはとにかくアグレッシブにプレーしようと心掛け、ショットを打ち抜いていったの」
ガウフは次のラウンドで、第9シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-2 6-3で破って勝ち上がった第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。
写真◎Getty Images
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