ズベレフがアルカラスを退け4年ぶりの準決勝進出、トップ4の一角が崩れる [オーストラリアン・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を6-1 6-3 6-7(2) 6-4で振りきりベスト4に進出した。試合時間は3時間6分。

 全豪に9年連出場(2015年の予選敗退を含む)となる26歳のズベレフは、2020年のベスト4がこれまでの最高成績。2021年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準決勝で負った大ケガから復帰したばかりだった昨年は第12シードで臨んだが、2回戦でマイケル・モー(アメリカ)に7-6(1) 4-6 3-6 2-6で敗れていた。

 この結果でズベレフは、アルカラスとの対戦成績を5勝3敗とした。ハードコートのグランドスラム大会では昨年9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク)の準々決勝で顔を合わせ、アルカラスが6-3 6-2 6-4で勝っていた。

 今大会でのズベレフは1回戦でドミニク・コプファー(ドイツ)を4-6 6-3 7-6(3) 6-3で、2回戦で予選勝者のルーカス・クライン(スロバキア)を7-5 3-6 4-6 7-6(5) 7-6(10-7)で、3回戦でアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-2 7-6(4) 6-2で、4回戦では第19シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を7-5 3-6 6-3 4-6 7-6(10-3)で破って8強入りを決めていた。

 トップ4の一角を崩したズベレフは次のラウンドで、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。メドベージェフは準々決勝で、第9シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)を7-6(4) 2-6 6-3 5-7 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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