勝利が遠いマレーがマッチ6連敗で昨年のパリから5大会連続初戦敗退 [ATPマルセイユ]
ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月5~11日/賞金総額80万1335ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)がトマーシュ・マハーチュ(チェコ)に5-7 4-6で敗れた。
36歳のマレーは昨年10月のバーゼルを最後に勝利から遠ざかっており、マッチ6連敗で今季の戦績は0勝4敗となった。
4-5から3ゲームを連取して第1セットを先取したマハーチュは、第2セット第3ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間37分で勝利を決めた。
「これほど素晴らしい選手でありレジェンド同じコートに立てるなんて特別なことだ。彼(マレー)と対戦できてとてもうれしいし、今日勝てたのはただのボーナスだよ」とマハーチュは試合後のオンコートインタビューでマレーに敬意を表した。
マハーチュは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていた第6シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。
勝てない時期が続いているマレーに対してはイギリスのメディアで彼がいつ引退するべきかという記事が出回っているが、本人は悲惨な時期を経験していることを認めながらも「辞めるつもりはない」と反論していた。
そのほかの試合では第5シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、第8シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ) 、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、ジャン・ジジェン(中国) 、予選勝者のユーゴ・ガストン(フランス)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)が2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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