ボグダンの地元優勝を阻止した元世界1位プリスコバが2020年シーズン以来のツアー17勝目 [トランシルバニア・オープン]

写真は2020年1月以来のツアー17勝目を挙げたカロリーナ・プリスコバ(チェコ/右)と準優勝のアナ・ボグダン(ルーマニア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「トランシルバニア・オープン」(WTA250/ルーマニア・クルジュ ナポカ/2月5~11日/賞金総額26万7082ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、元世界ランク1位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の第8シードのアナ・ボグダン(ルーマニア)を6-4 6-3で下してチャンピオンに輝いた。

 31歳のプリスコバがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2020年1月のブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)以来で通算17回目(準優勝16回)となる。

 母国でツアー初優勝を目指していたボグダンは立ち上がりに3ゲームを連取して好スタートを切ったが直ぐに追いつかれ、3-4から3ゲームを連取して第1セットを先取したプリスコバが第2セットでは一度もブレークポイントに直面することなく相手のサービスゲームを2度破って1時間25分で勝利を決めた。

 ふたりはこれが4度目の対戦だったが、プリスコバの4連勝となった。

 今大会でのプリスコバは1回戦で予選勝者のジンヤ・クラウス(オーストリア)を6-4 7-6(6)で、2回戦でカミラ・オソリオ(コロンビア)を6-2 6-1で、準々決勝でサラ・エラーニ(イタリア)を6-2 6-0で、準決勝では予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 先に行われたダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだキャサリン・マクナリー/エイジア・ムハメッド(ともにアメリカ)がハリエット・ダート(イギリス)/テレサ・ミハリコバ(スロバキア)とのノーシード対決を6-3 6-4で制して優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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